小児歯科

乳歯の虫歯

乳歯の虫歯

生後6ヶ月頃から乳歯が生え始め、この頃に虫歯菌が赤ちゃんのまわりにいる人から感染します。

感染時期が遅ければ遅い程、子どもの虫歯のリスクは低くなるので、感染予防のために赤ちゃんのまわりにいる人は口を清潔に保つように心掛けましょう。
また、乳歯は永久歯に比べてむし歯菌の出す酸に溶けやすいため、虫歯にかかりやすいという特徴があります。
保護者による歯磨きを習慣化し、子どもが歯磨きに慣れるよう努め、おやつや飲み物の与え方に注意しましょう。

乳幼児の歯磨き

乳幼児の歯磨き

歯ブラシは子どもの口の大きさにあったものを選んで下さい。
必ず、保護者が仕上げ磨きをしてあげて下さい。
磨いた後は、忘れずにほめてあげましょう。 

上手な仕上げ磨き

  1. お子さんをあお向けに寝かせ、頭をひざに乗せます。
  2. 上下にくちびるを開き、よく歯が見えるようにします。
  3. 楽しくやさしく磨きます。
  4. 歯ブラシはヘッドが小さく、毛先の短めのものを選びます。
  5. 磨く順番を決め、磨き残しのないようにします。
  6. 特に、歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間、歯のかみ合う溝の中を注意して磨いて下さい。

フッ素塗布

フッ素塗布

人の歯の表面は、エナメル質でおおわれています。
エナメル質は人体の中でもっともかたいところですが、虫歯になると溶けてしまいます。
フッ素は、エナメル質に取り込まれるとフルオロアパタイトという虫歯に強い(溶けにくい)物質に変えることができます。また成熟していない子供の歯に対しては、より結晶性の高いハイドロキシアパタイトを生成して強い歯をつくります。
虫歯になりかけて、溶けかかった部分をもとに戻します。(再石灰作用)
フッ素塗布後30分間は、うがいやお水を飲んだり物を食べたりはしないようにして下さい。 

シーラント

奥歯のかむ面には溝があり、この溝の中に食べかすやプラークがたまると、歯ブラシで中まで届きにくく、とても虫歯ができやすいところです。

ここにつめ物をして虫歯を予防する方法があります。
これがシーラントです。
シーラントは、歯を削ることがないので痛みはありません。

ただし、このつめ物は剥がれることもありますので、定期的に健診をする必要があります。

おやつの食べ方

おやつの食べ方

甘いお菓子やスナック類、ジュース等を時間を決めずにダラダラと与えると虫歯が増える可能性が高まります。
おやつは、時間と回数を決めて与えましょう。
柔らかい物ばかり食べていると、かむ回数が減り、あごの発育が悪くなり歯並びに影響します。
ジュースやスポーツドリンク等の甘い飲み物ばかり飲ませないようにしましょう。 

がんばった子どもにはごほうびを!

がんばって治療を終えた子どもさんには「ガチャガチャカプセル」と「キシリトール100%チョコレート」をさしあげております。

楽しく虫歯治療、楽しく虫歯予防をしましょう。

クリニック案内

いのおか歯科医院
医院名
いのおか歯科医院
院長
井野岡 真史
住所
〒370-0314
群馬県太田市新田市野井町699-1
診療時間
午前:9:00~12:30
午後:14
:30~19:30
※休診:水曜・日曜・祝日
※土曜午後: ~18
:00
電話番号
0276-57-4655
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